今から7年前。平成30年北海道胆振東部地震では、地震の規模を示すマグニチュードは6.7、最大震度は厚真町の震度7で、北海道で観測史上初めて震度7を記録しました。江別市でも最大震度5強を観測しました。
当時、私(校長)は江別市内の別の小学校(第一小と同じ建設会社が建てた学校です)に勤務していましたが、ブラックアウトになった真っ暗闇の中、学校に駆け付け校舎に入って見たのは、すべての防火扉が閉じた状態になっている光景でした。大きな地震の時は、防火扉が閉じた状態の中で避難しなければならないことを学んだのです。
今回は、大きな地震が発生し、その後3階理科室で火災が発生し、なおかつ地震の揺れで校舎内すべての防火シャッター・防火扉が閉じられてしまったことを想定して、訓練を行いました。また、6年生は、教室の目の前が火元の理科室ですので、避難指示の放送を待たずに、担任の判断で避難を始めるなど、子どもたちだけではなく、私たち教職員にとっても、より実践的な訓練を行うことができました。
すべては自分の生命を守るための大切な学びでした。今日の経験が、もしもの時に役に立つように、教室に戻ってからしっかりと振り返りを行いました。私たち教職員も、今回の成果と課題を共有したいと思います。
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