コロナ禍では、感染予防の観点から全ての子どもが同じ方向を向いて、机を離していました。今でも感染症予防は怠っていませんが、5類相当になったことから、様々な座席の形が試行されています。(実は、コロナ以前はいろいろな座席の形があったのですが。)
6年生の教室では、コの字形の机の並びになっています。以前でしたら子どもたちをぐいぐい引っ張っていくような姿が教師に求められていましたが、今は「子どもの主体的な学びを支援する伴走者」としての役割も求められています。いつも全員が前を向いた形ではどうしても教師に向かって発言することが多くなってしまいます。子ども同士で対話をしたり、意見を言い合ったりすることで、子どもが自己解決したり、仲間と協働して問題を解決したりする場合、友だちと顔を向き合わせていたり、すぐに相談できる形になれることから、こうしたコの字の机の配置が有効となります。
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